人の上空、市街地、施設の上は飛ばせません 観衆の前でのイベント飛行はできません 市街地マンション景観写真撮影はできません 環境系、自然系の撮影のみお引き受けしています

		飛行の条件と制限
はじめに： クライアント様とのコミュニケーションが図れないとおシゴトのペアは組めません。　ラジコンのすべてを理解していただく必要はありませんが、ラジコン撮影の危険性、上記のような「規制事項」をご理解ください。　そのためにはなにより事前の打ち合わせが必要です。　何を撮るか、どう撮るかを下見した上で撮影できるかできないかを判断します。　なんでもお引き受けはできません。　 ラジコンはカンタンそうだから、「行ったらすぐ撮れるだろう」、「今日連絡して今週中に」、「現地で成り行きで」、という訳にはゆきません。　映像撮影フライトは、フライトコースやタイミングを熟知し撮影のためのフライトイメージを作り上げるまで時間がかかります。
急がされたり、アセらされたりするとミスが発生します。　ラジコン空撮の場合、ミスは墜落事故に直結する可能性があります。　撮影計画にのっとった撮影進行が要求されます。
映像に感動していただくのはありがたいのですが、現場で「異常に期待を抱きすぎる方」、「はしゃぎすぎる方」、「過度にスリリングな映像を要求される方」、はご遠慮願います。　「ついでにここも撮って」と成り行きの追加もお断りします。　おもしろそーだから、と　見学者を連れてこられる方、犬を連れてこられる方も。　　一見、勢いでフライトしているように見えますがイメージのためのフライトは非常に精密な飛行ルートの組み立てで成り立ちます。　現場では気合の入ったイメージ構築を行ないますから、メンタル面での雰囲気作りにご協力ください。　フライト終了後は激しく脱力します。
飛行の特徴：
ラジコンヘリVTRは非常に低空でのバードアイの視線が効果的です。 狭い範囲でのディテールに富んだ撮影に最適です。 地上から実機航空機までの中間高度を補う空撮ですが、 （実機は市街地上空では３００m以下を飛行禁止） 実機ヘリから撮るような高高度の俯瞰撮影はできません。 実機ヘリ空撮とラジコンヘリ映像の特長を切り分けてお考えください。
飛行性能：
飛行高度と距離　---------------------　１００m程度まで。 飛 行 時 間　　　--------------------- 　１５分  標準。
撮影仕様：
VTR撮影 搭載カメラ VTR ３CMOS　SONY ＨＤＲ-V1J、ＦＸ７クラスのカメラ、 SONY HVR-A1J ミニDVフォーマット　ＨＤＶ、ＳＤ対応。　 DVCAMフォーマットは制限がつきます。 電波法違法になるため、リアルタイムモニターは使いません。
飛行制限：
万一の墜落は大変な事故につながります!! ラジコンはトラブル皆無ではありません。 トラブル発生率は高いとお考えください。 墜落原因は内部的なもの外部的なものなど多々あります。
人、市街地、建造物上空の禁止　　（ラジコン自主規制） 送電線,鉄道,送信塔,放送局、空港近辺での禁止（電波混信します） 雨天時、強風時の中止　　　　（気象状況に影響されます） 断崖や落差の大きい滝　　　　（地形的な気流に負けます）
撮影の可否は事前の打ち合わせによります。 マンション最上階の景観写真等は現場が市街地であるためお断りしています。
また撮影実施においてはラジコンヘリ特有の思いもよらない障害が発生します。　たとえば秋季以降冬季にかけては方位と俯瞰角度によっては飛行するヘリの影が大きく写り込みＮＧカットとなります。　夏季でも早朝には発生します。　午後には風が起こりやすくなり映像に揺れが発生しやすくなります。　午後気温が上昇するとそれに従ってエンジンのパワーもダウンし、オーバーヒートを起こしやすくなります。　最悪の場合墜落します。　またメンタル面では数時間に及ぶフライトの緊張に耐えられません。　事故防止のため午前中のみの撮影計画に従った撮影実施を行なっていますのでご理解をお願いしています。 基本的に梅雨期は天候が読めないため、また冬季は強風の日が多いため遠慮させていただいています。　12月から3月までの間での撮影は予備日、待機日等、相当な条件が付くことをご了解願います。
その他の制限：
損害賠償保険関係 万一の事故の場合の第三者への損害賠償保険です。 ラジコンによる事故は国内で死亡事故例が多く発生しているのです！ 重量10kgのヘリが時速100km/hで突入することを考えてみてください。 業務撮影の場合、一般のラジコン保険は適用されません。 業務保険も上記「飛行制限」では適用外です。 撮影対象の危険判定（撮影可否）は事前に審査させていただきます。 お仕事ご依頼の場合は撮影保険のご契約を行なってください。 保険契約証書をご提示願います。 こちらで撮影保険を手配の場合は、かなり要相談です。 撮影は原則としてオペレータとディレクターの二名で行ないます。 可能性とリスクがお分かりいただけましたか？
版権等（重要）
ご依頼いただいた内容で撮影したフィルム、ＶＴＲテープ等によるメディアの版権は、基本的にはキューエアピクチャーズに帰属するものとします。　クライアント様にはその画像および映像の使用権を許諾するものとさせていただきます。　版権フリーではないことをご同意ください。 従って撮影した内容は、ご依頼内容に基づき使用される出版物、番組、インターネット配信など使用目的お申し出の該当メディアでの使用のみに限らせていただきます。　ご使用目的お申し出以外の再利用、二次、別利用につきましてはご相談、協議とさせていただきます。 また、撮影時にご依頼内容以外のエキストラカットが発生することが多々ありますがエキストラカットの利用につきましてもご相談、協議によるものとさせていただきます。 撮影原版は素材の品質を保つためオリジナルを提出しますが、キューエアピクチャーズには品質確認用のコピーを保存することにご同意ください。　オリジナルおよびコピー素材は非公開を原則としますが広報活動として利用価値が認められご同意していただいた場合に限り、当ＨＰにてサンプルムービーとして公開する場合があります。
お見積もり
以上の内容をご了解していただきお見積もりとなりますが、撮影内容の難易度、撮影カット数の増減によりお見積もりは要相談とさせていただきます。　 なお、上述しましたとおり、撮影実施において季節、風の影響、光線状態等、またメンタル面での管理による制限条件により、撮影は夏季でも正午頃までとさせていただきます。　映像クォリティーを維持し、事故を予防する措置であることをご理解していただけるクライアント様にお願い申し上げる次第です。

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